個人的な偏りに満ちた観劇記を中心とした私的日常雑記です。「俳優 畠中洋さん」を熱烈応援中〜!
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4/17 イーストジャパンダンス選手権大会
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2011年4月17日(日) 

イーストジャパンダンス選手権大会  
品川グランドホール A席70番台  同行者: 母

観戦したのはプロスタンダードの1次、2次、3次予選、準決勝、決勝。
アマラテンのA〜D級の予選、準決勝、決勝。 

他に書こうと思っていた舞台の感想を横に置いて、この興奮を先に完成。



えー、ここから先はPARTNERが愛読書だった、というだけで自分は踊ったこともなければ競技会の観戦も初めて、という素人が、勝手に書き散らすだけなので、大いなる勘違いや独りよがりでもしかしたら関係者に失礼なことを書いているかも知れません。 
用語も知らないし運営組織の仕組みも知りません。(興味がわいてますが、書く前にあえて細かく調べるのはやめました。) 
もしご不快な思いをされる方がいらっしゃいましたら(…って言ってもダンスしている方がこんなんところを読むわけないんですけど)決して決して悪気あってのことではなく、試合から受けた興奮をただ書き留めたいという気持ちからのことなのでご容赦ください。 
 


<試合観戦編>
2011年4月17日(日)イーストジャパンダンス選手権大会 観戦!
観戦したのはプロスタンダードの1次、2次、3次予選、準決勝、決勝。
ラテン(アマ)のA〜D級の予選、準決勝、決勝。

ツイッターで知り合ったミュージカルファン繋がりのお2人。 社交ダンス スタンダードのプロ! 
いつも夜中に練習している様子、試合を転戦している様子、短期留学の様子までリアルタイムで読んでいるだけに、お会いしたこともないのに勝手に親近感を抱いて応援していた。 
お2人とは全く畑もレベルも違うけど、私も社会人になってからラケットボールにはまって体育会系どっぷり、会社より練習優先、試合で全国転戦・・・なーんていう日々を送っていた時期もあるので、たぶんその頃の充実感とか試合の興奮を思い出して、真っ只中にいる若いお2人が羨ましい気持ちもあるんだと思う。(笑)

競技ダンス、生で見たいなーって思っていることをつぶやいたら大会のご案内をいただき、ちゃっかりチケットお願いしてしまった。 お芝居のチケットと違ってどうやったらいいのかわからなかったので、ありがたやー!

で、日曜日に品川グランドホールで観戦してきたんだけど・・・もーーー、いまだに興奮が冷めないっ! 
間近で見る競技ダンスのなんというスピード!力強い美しさ!! 
競技をしているフロアの周囲にぐるりとイスを並べてあるだけなので、選手のドレスが私の足元をかすめ、巻き起こる風に髪の毛を乱される、そんな距離。 迫力〜!! 

黒燕尾と華やかなドレスはまるで宝塚の世界。 
宝塚好きの私に、リアル男性の黒燕尾の着こなしが許容できるかちょっと心配だったんだけど、杞憂だった。 
皆さんとてもステキ! スタイルもいいし、何より姿勢がきれいだから黒燕尾が映える〜。 
そしてあのダンスを見たら・・・何も言うことはござらん。(あ、この部分は「プロスタンダード」限定。アマラテンに関しては・・・ちょっと保留で。)

一次予選は12-13組ぐらいずつ4チームに分かれて4種目を踊る。 1曲全部じゃなくて本当にさわりだけ、みたいな感じ。 1種目1分強ぐらい?? 
タイムテーブルを見ると種目のところに「WTFQ」と書いてあるから、ワルツ、タンゴ、フォックストロット、クイックステップ・・・だろうというあたりは
「PARTNER」読者としての知識でカバー。(笑)

ワルツ、すてきー! タンゴ、かっちょいー! フォックストロット、ゆっくりなのに移動距離多い感じ?ステップかわいいー! クイックステップ、スピードが一気に上がってたのしーーーー!!

と、何を見ても大興奮。 
驚いたのは周囲の観客から声援が飛びまくること。 ゼッケン番号だとか名前がひっきりなしに叫ばれている。 
私も「10番っ!」って叫んじゃおうかと思ったけど、まだ初対面のご挨拶もしていないのにそれはちょっとね、とやめておく。(笑)

フロアには審査員が6人ぐらい?立っていてなにやら採点しているらしい。(←当たり前) 
この混雑の中、短い時間にどうやって何を採点しているんだろう。 
フィギュアスケートや体操なら選手と審査員は:多で、技の難度や演技の流れでじっくり採点されるけど・・・競技ダンスって選手と審査員は多:多(でも選手より少ない)だし、見ている場所が審判によって全然違うわけだから、選手のことを知らなかったら採点ってものすごくばらつく気がする。 
審判同士にその選手の実力に対する無意識の目線合わせはきっとある。 絶対評価と言いながら相対評価にならざるを得ない大きな会社の人事評価に近いのかも? 
どんな競技でもそうだけど、「あの人ならここまで勝って当然」と思ってもらえるだけの評判を築くために、試合にたくさん出て顔を売ってコンスタントに成績を残していく時間と努力に対して下される評価も評価のうち。 
直接対戦型の競技なら相手に勝てば次に進めるけど(ただし優勝候補に勝ってしまった無名の選手がそのまま優勝することは・・・まずない。)、一発勝負ではない競技ダンスの予選で無名のペアが勝ち上がっていくのはたぶんかなり難しいんじゃないか、と。 ←えーっと、なんで部外者がこんなことまで勝手に想像しているのか自分でもわからない。(笑) 

10番ペアは1次予選、2次予選、3次予選をぐんぐんと勝ち進み、準決勝・・・
そして決勝へ! 

うほーい!!!
何しろ観客は彼らがフロアに出てくるまで勝ち残っているかどうかわからないので、見ているだけなのに緊張するわ力はいるわで大変。 おかげさまで最後まで興奮途切れることなく競技会を堪能しつくした!
このお二人、私のリアル神さんと茉莉花ちゃんに決定。(←「PARTNER」読んでない人にはわからない) 

2人で築く芸術でありながら、フィギュアスケートのペアと違って、リーダーの力量がそのペアの実力にものすごくダイレクトに反映しちゃうんだなあ、と思った。 
もちろんパートナーはリーダーの意図を察して即反応し、息を合わせて踊れる力量が必要なのは当然としても、そのパートナーが気持ちよく踊れるようにフロアにステップ(フィガーって言うんだっけ?)を描いていくのはリーダーの役目だから。 
パートナーが気持ちよく踊れる環境を作り出すためには、いかに無理の無い一連の動きができるかなんだと思った。 
その為には高度な空間認識能力を駆使し、フロアを俯瞰して常に最善のルートをシミュレーションしている・・・そう、にこやかな笑顔の下でリーダーの目がコンピューターのように先を読んでいる感じが伝わってきてこれまた面白い! 
「社交ダンス」という言葉のイメージは舞踏会で優雅に踊るフランツとシシィなのに(笑)、「競技」となると1曲通しで踊れるわけでもなく、短期決戦的瞬発力で頭もカンも体力もフル活動しているところが面白い! 

そうそう、一次、二次はフロアが混みあって踊りにくそうだった。 でも組数は準決勝までだいたい12組(または13組)ずつだったそうなので、やはり「人をよける」技術の高い人が増えれば皆が踊りやすくなるわけよね。
あ、だけど「相性」の問題で「この人達とは予選で同じ組にいたくない」っていうのがありそうだよね。進みたい方向が一緒とか、避けようとする方向が一緒とか、タイミングが合っちゃう故の「相性の悪さ」。

で、まったく私の勝手な印象として、10番ペアには三次予選で何か「降りた」の。
リーダーさんが幽体離脱してフロアが上から見えているのかも?って感じで自由自在に動き回り、パートナーさんの笑顔が一気に華やかで柔らかくなる。 踊っている2人の気持ちよさが伝わってくる! 一緒にスピードを体感しているような…(ま、思いこみの激しさが私の特徴だから)

次の準決勝12組はひと組ずつ名前と所属クラブの紹介があり、三次予選の勢いをそのまま保ちフィニッシュ。

そして決勝はひと組ずつ名前を呼ばれてフロア独り占めでダンスを披露! 
すてきーーーーーー! 

そして決勝でまた神が降りてた!(笑) 
リーダーさんの「俺は見えるぜっ!」な表情と万能感が周りに放射されている。 お二人が縦横無尽に駆け抜けていく姿を追っていたらゾクゾクっときて、私、すごい人たちの応援してるんだなあ、ってあらためて感動した。
ちょっとしたaccidentはあったものの、お二人は4位入賞!

もうここらへんの順位は正直私にわかるものじゃないので、ただただ拍手!!

本当におめでとうございます! 
そして感動をありがとうございました!

表彰式では選手生活30年のベテラン選手の引退セレモニーもあった。 
どうりで声援が大きかったはず。 そしてそんなベテランさんに見えない!お若い!
スピーチも感動的で、お二人のお人柄が伝わってくる。 
最後に胴上げされる様子は黒燕尾だけにまるで結婚式のようだけど…あ、確かに新郎にしては歳をとっているかも。(笑)  それにしてもドレスのパートナーさんまで胴上げってすごいなあ。

最後にお二人と初対面の御挨拶をすることができた。
美しいお二人を目の前にするとちょっとどぎまぎしてしまって、恥ずかしがり屋の私は(ウソです)気の利いたことも言えずに「感動しました!」を連呼。
 
それにしてもなんて不思議な出会い。 
これも元をただせば「ニュー・ブレイン」が運んできた春の奇跡!!
今度はミュージカルの劇場でお会いしましょう!


<余談>
一次予選、二次予選を見ていて自分が惹かれたペアの番号をメモしてたんだけど、今その番号を見て理由を思い出してみた。


10番 贔屓目じゃなくて華と気品がある。

15番 スピード感が他のペアと違った。

27番 他のペアとぶつからないように避ける技術がお見事。

29番 忘れた

34番 忘れた

40番 パートナーさんの情熱的な表情と、踊り終わっても変わらないペアのなりきり度

42番 いつも曲が始まるとすぐ踊り始めるから目立ってた

47番 女性が瀬奈じゅんさんに似ている。(母と「瀬奈ペア」と命名)

49番 華やか


で、この中で決勝の6組に残ったのが10番と27番。 
予備知識のない素人が50組から残った6組のうち2組に注目できていたなんて、私は自分を誉めたいと思う。(なんでやねん) 

ちなみに準決勝には15番と40番もいたのに…ここでさらに半分に絞られちゃうからねえ。 15番は最初から他の組とは違うスピード感とキレがあってよかったんだけどなー。 決勝にいなかった時はがっかり。

決勝に残った27番ペアはちょっと年齢高めで地味(*)なんだけど、フロアの使い方が本当に上手だった。 
予選の時はよく2-3組が団子状態になることがあって、そこから抜け出すために皆ちょっとタメを作ったりうまく方向転換したり、お互いの動静を読みあいつつ回避していくところを面白く観察していたら、このペアはそれがめちゃくちゃ自然だった。 他の組が「タメ」やステップ小さ目にして衝突をしのいでいる時に、このペアはくるくるって回転しながら、空いている場所にすーっと抜けて行ってしまう。 
小回りの利く優雅さは、面白くて目が離せなくなる。
(*後日10番さんに教えていただいたことろ、この大会の去年のチャンピオンとのこと。注目したのは正しかったけど「地味」とか言っている時点で超失礼な私・・・。)

<カルチャーショック編>
★会場について
まず会場に到着してびっくりしたのは、受付のすぐ先で選手たちが着替えやストレッチをしていたこと。 
「品川グランドホール」は品川駅から空中回廊直結のきれいなビルの中だし、何と言っても社交ダンスの大会をやるぐらいだからシャンデリアがキラキラと輝くような豪華な施設なんだろう・・・という勝手な想像は全く間違っていたことを知る。 
あ、つまりちょっときれいなビルの中にある体育館・・・なのね。 なーんだ、ラケットボールの試合会場の様子と大差ないじゃないの。(笑) 
観客席はダンススペースの周囲に折りたたみイスを並べたもの。(だから臨場感はすごかった) 中には余分なスペースはないので、入口を間違えると自分の席にたどり着けない。
そして入口を探して歩き回るということはお着替え中、休憩中の選手の方々の間をすり抜けるしかなく、目のやり場に困り汗が出てくる。あ、これは節電で空調を落としているせいかも。 ようやく自分の席を発見。 
大会自体は午前中から実施しているので(つまり相撲で言えば私は仲入り後に到着したようなもの?)空いていた私の席には別の方が座っておにぎりを食べていた。 
これも結構衝撃的! 社交ダンス見ながらおにぎり? シャンパンとカナッペじゃなくて?(笑)
「あくまでも体育会系」の試合会場なんだ、ということが頭に沁みこむまでは、カルチャーショックが続いた。

★ラテン(アマチュア)の予選について
プロスタンダードの一次予選が終わると、次はラテンD級の一次予選。 
フロアに集った選手を見て、正直・・・度肝を抜かれた! 
ラテンダンスに対するイメージが
ラと音を立てて崩れていく・・・
まずD級は95%が年配の方々で占められ、ボンレスハム体型あり、ピッカリー頭あり、露骨なヅラあり・・・な男性達がピッタピタの光るシャツを着て胸元はだけて腰を振っている。
「Shall We Dance?」の竹中直人さんの演技は誇張じゃなかったと納得。 
男性もすごいが女性もすごい。 ヒールを履いているだけでも珍しく見える年齢の方々が、ダンス会場以外だったら通報されそうな露出度の高いハデハデラメラメな衣装を着ている。 
つまり、40年ぐらい時間を巻き戻すと、売れっ子ホストとジュリアナのお立ち台クイーン(古いっ)だった可能性が無きにしもあらずなカップルが勢ぞろい。(40年前にジュリアナなんて存在しないけどね)
しかし、最初こそ「口ぽかーん」状態で眺めていたものの、皆さんの楽しそうな様子にどんどんこっちも楽しくなる。(さっき音を立てて崩れたラテンのイメージはここで再構築完了)
一生懸命練習して、非日常的な衣装とメイクでばっちり決めて人前で踊る緊張と興奮。 
人生楽しいと思う。 私もなんかこういう楽しみ欲しいなあ…って羨ましくなってきた。 
C級、B級、A級のスピードの違い(当然ながら選手の年齢も若返っていった)もよくわかり、「上を目指したい!」という意気込みに刺激を受け、あまり移動のないステップにちょっと笑えた(←失礼!)貴重な体験。 

でも、やっぱり私はスタンダードがいいなあ。 大好物(?)の黒燕尾とドレス!

絶対また見に行く! 今度はおにぎり持って、朝から晩までね。(笑)

Posted by : chawan | DANCE観戦 | 20:39 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
コメント
chawanさん応援ありがとうございました!
リーダーとカルチャーショックの記述のあたりでは爆笑しつつ、ありがたく読みました。
「A席70番台」とかあさこさん似のパートナーとか、ミュージカルファン的書き方も面白かったです…
また是非いらしてください。

追伸:29番、34番はパートナーさんのスタイルがよく美人なカップルです(^^*)女性に目を奪われたのでは!
| シモダ | 2011/04/23 12:54 AM |

>シモダ様
わざわざコメントありがとうございます!!
その追伸情報、納得です! 
たぶんそんな理由ですね。「びじーん!」とか言いながら番号を書き留めた記憶が
よみがえってきましたよ!
しかしそれじゃ「ダンスの印象」じゃないから思い出せないってことですね。(笑)

カルチャーショックを受ける機会は年齢とともに減りますので、今回は貴重な
機会だったと思います。
全く新しい世界を見ることができて「色々な方面の」衝撃と感動をいただきました!
また是非観戦させていただきたいです。
豊橋までは行かれないし、5/1は不在だし…と、すでに真剣に次の機会を検討中
だったりします。(笑)
| chawan | 2011/04/23 1:21 AM |










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