個人的な偏りに満ちた観劇記を中心とした私的日常雑記です。「俳優 畠中洋さん」を熱烈応援中〜!
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1/7 おコンサート(番外編)
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    「おコンサート」 番外編

    2012年1月7日(土) 13:00開演 東京建物八重洲ホール
    自由席  同行者:母

    <出演者>
    第一部 オペラ入門講座:港幸樹/武井基治/中西勝之
    第二部 ガラおコンサート:同上 & ゲスト
    (石飛幸治/宇部洋之/四宮貴久/須藤香菜/高舛裕一/山岸麻美子)

    <ピアノ>
    高野直子(第一部)/山野上寛(第二部)/山岸麻美子(星よ/ブイドイ)


    オペラ…興味はあるけどどうにも敷居が高くてまだ未体験。
    「詩人の恋」で、マシュカンに勧められ、あまり気乗りしないまま見に行ったスティーブンが大興奮して帰ってきたシーンが印象的だったので、「一度は見たい」という気が高まってきているところに今回の「ミュージカルファンのためのオペラ入門講座」という企画がどんぴしゃでハマり、これはもう絶対デビューしようと決意!

    ★第一部★ 
    「ミュージカルファンのためのオペラ入門講座」

    ♪間奏曲(ピアノ独奏:高野直子)
    P.マスカーニ作曲 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より

    ♪Ombra mai fu/樹木の陰で(武井基治/中西勝之/港幸樹)
    G.F.ヘンデル作曲 歌劇「セルセ(クセルクセス)」より

    ♪Der Vogelfanger bin ich ja/私は鳥刺し(中西勝之)
    W.A.モーツァルト作曲 歌劇「魔笛」より

    ♪Lunge da lei〜De'miei bollenti spiriti/あの人のそばを離れては〜燃える心を(武井基治)
    G.ヴェルディ作曲 歌劇「椿姫」より

    ♪Piacer d'amor/愛の喜びは(港幸樹)
    J.P.マルティーニ作曲 歌曲より

    ♪諸君らの乾杯を喜んで受けよう/闘牛士の歌(中西勝之)
    G.ビゼー作曲 歌劇「カルメン」より

    ♪O Mimi,tu piu non torni/もう戻らないミミ(武井基治)
    G.プッチーニ作曲 歌劇「ラ・ボエーム」より

    ♪Libiamo ne'lieti calici/乾杯の歌(武井基治/中西勝之/港幸樹)
    G.ヴェルディ作曲 歌劇「椿姫」より

    <感想>
    港さんの軽妙な司会進行ぶりには感動すら覚える…。すごい。 こっちが本業でもいいんじゃないかなあ。
    ミュージカルファンが興味を持てるように関連付けながらの講義は本当に楽しかった。
    これはもっともっと深くお話を聞きたい! 
    続編を希望するだけではなく、できればがっつり5回ぐらいの講座形式でお勉強させてもらって、最後は受講生全員でオペラ観劇&センセイの講評付、とかどうでしょう。(笑) 
    母は、港さんを専門の司会者だと思ったらしく(港さんってば最初は司会に徹していて中西さんと武井さんを紹介しながら「お二人の素晴らしい歌い手をここに迎えて」みたいなこと言うし…)、港さんが歌いだしたらマジで驚いて「この方が歌うと思ってなかったのでびっくりしたわー」と。
    そして前回のおコンサートに引き続き、私の中では「パン屋のルイ」として刻み込まれている中西さんが、これまた芸達者で、パパゲーノも闘牛士エスカミョーリャも客席に絡みながらの熱演熱唱。 このノリ、いい!
     
    おコンサート出演皆勤賞(自主的ゲスト出演を含む)の武井さん。
    なんか第一回目のころを思い出すと、わずか1年ちょっとの間に本当に変わった。(いい意味で) 
    一皮むけたとかじゃなくて、悟りを開いて上の次元に行っちゃったみたいな感じ。 「使命に目覚めた」人のオーラあり。 
    武井さんがタミーノ役をやるという「魔笛」で私もオペラデビューしようかなあ。ちょうど「のだめ」であらすじも知っているし。(笑)

    実はテノールとバリトンの違いもあまりわかっていなかったんだけど、今日武井さんと中西さんの声を聴き比べてようやくわかった。 まさに体感。
    そしてオペラの二枚目主役はテノールで、敵役がバリトンが多いということも初めて知った。なるほどー。

    確かに武井さんの声の方が甘さがあるんだけど、それは「そういう歌」を歌っているから、という部分もあるのかもね。 
    私はバリトンの低く響く声のほうが好みなので、「なぜこっちがヒーロー役ではないのか?」と思いつつ、そういえば自分は昔からアニメの主役(ヒーロー)よりその二番手(ライバル)が好きだったなあ、と納得したりして。(笑)
    そう、これってアニメでも言えてるのよね。 主役の声の方がライバルもしくは二番手より高い。
    「ガッチャマン」のケン=森功至 vs ジョー=ささきいさお
    「巨人の星」の飛雄馬=古谷徹 vs 花形満=井上真樹夫 
    古谷徹と言えば「ガンダム」もアムロに対してシャアの池田秀一だし。
    「ルパン三世」だって山田康夫に対して次元は小林清…ふーむ。

    それにしてもこのスペースでオペラ出身者の歌を聴くのは贅沢! まさに身体が楽器で、声の響きがすばらしすぎる。 新年早々、こんな美声に包まれる幸せを味わえてよかったぁ。

    ★第二部★
    「ガラおコンサート」

    ♪炎の中へ(石飛幸治/宇部洋之/四宮貴久/高舛裕一/武井基治/中西勝之/港幸樹)
    ミュージカル"スカーレット・ピンパーネル"より

    ♪パズルメント/Puzzlement(四宮貴久)
    ミュージカル"王様と私"より

    ♪愛せぬならば/If I can't love her(高舛裕一)
    ミュージカル"美女と野獣"より

    ♪神は死んだ(中西勝之)
    ミュージカル"ダンス・オブ・ヴァンパイア"より

    ♪生きている/ALIVE(石飛幸治)
    ミュージカル"ジキル&ハイド"より

    ♪嘘の仮面(石飛幸治/宇部洋之/須藤香菜/中西勝之/山岸麻美子)
    ミュージカル"ジキル&ハイド"より

    ♪エメ/Aimer(石飛幸治/宇部洋之/山岸麻美子)
    ミュージカル"ロミオ&ジュリエット"より

    ♪命をあげよう(須藤香菜)
    ミュージカル"ミス・サイゴン"より

    ♪星よ/Stars(武井基治/ピアノ伴奏・山岸麻美子)
    ミュージカル"レ・ミゼラブル"より

    ♪ブイドイ(石飛幸治/宇部洋之/四宮貴久/高舛裕一/武井基治/中西勝之/港幸樹/ピアノ伴奏・山岸麻美子)
    ミュージカル"ミス・サイゴン"より

    ♪愛さずにいられない/Can't Help Falling In Love(全員)
    ミュージカル"オール・シュック・アップ"より
     
    <感想>
    豪華ゲスト! 逆に豪華すぎて一人ずつの出番は少ないのがもったいない。(笑)
    そしてそれを補うためにワンフレーズずつ歌い繋ぐような構成が多かったので、そういう心遣いがありがたい反面、お芝居の部分が出しにくいのは残念な感じ。
    その「芝居」の部分こそミュージカル俳優の本領を発揮する部分だから。 
    だって「生歌」の部分だけ比べたら、オペラの後ではどうしても声量が弱く感じてしまう。 これはいいとか悪いとかじゃなくて、声の出し方が違うから仕方ないんだけど。

    とは言え、一曲目の「炎の中で」は前奏だけで興奮! 本物の男声が重なっていくところは本当にテンションあがる〜。
    そしてソロはやはり皆さんさすがの入れ込み。
    「パズルメント」は第三回のおコンサートの四宮さんの歌で一番印象に残った曲。 これは本当にお芝居そのもの。 また生で聴くことができて嬉しかった。

    武井さんの「星よ」も素晴らしい!

    須藤さんの「命をあげよう」は何度聴いても鳥肌が立つ。 子供を思っている歌なのに何とも悲壮な決意が胸に刺さるので、「ミスサイゴン」を知らない母に後で背景を説明したら妙に納得していた。 

    「ブイドイ」も素晴らしい! ただし私はこの歌が好きになれないのよねえ… アメリカの自己陶酔が…いや。 これだけはいかんともしがたく。 
    でもオークションは参加!(笑)

    とにかくこれが今年の初観劇として体験できたのは本当に幸せ。
    いつもいつも素敵な企画を考えて下さるおけぴスタッフの皆さんに心からの感謝を!

    Posted by : chawan | 観る | 12:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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