個人的な偏りに満ちた観劇記を中心とした私的日常雑記です。「俳優 畠中洋さん」を熱烈応援中〜!
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5/11 THE BEE(日本語版)
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    NODA MAP「THE BEE」Japanese Version

    2012年5月11日(金) 水天宮ピット
    同行者: 友人K


    作・演出 野田秀樹

    <出演者>
    宮沢りえ  池田成志  近藤良平  野田秀樹

    こんな怖い演技をする野田さんは初めて見た。 
    話も怖いけど野田さんの顔が怖いっ!
    ダラダラ流れる汗が怖い!
    暴力が生活のリズムに組み込まれて、報復も含めてルーティンになっていくところが怖すぎるっ! 

    平和な生活はいつ暴力によって破壊されるかわからない。 その時被害者は実は簡単に破壊者にスライドできてしまう。 
    最初はどちらが「報復側」であったかなんて関係ない。報復に走った時から、もはやどちらも破壊者でしかなくなるのか…そしてその負の連鎖に痛めつけられるのは周囲のもっとも弱い者たち。 
    これは確かに世界のニュースでいつも見ている図式だよね。 あー、もう救いも何もない重たい芝居だった。

    しかし、毎回すごい!と思うのが舞台セットというか小道具というか、その境目のない見事な「見立て」と「使い回し」。 
    それを使う役者さんは、本当に大変。 段取りが体に染み込むまでどれぐらいお稽古が必要なんだろう。 
    野田さんの舞台は観客も一緒にその想像力に巻き込まれて共有していかないとダメなので、勝手な思い込みだけど、観客のことも信じてもらっているようでちょっとうれしい。 

    宮沢りえさん
    設定が出勤前のストリッパーなので、ほぼ下着姿に近い。 美しい。そしてエロい。
    「強い女」でも「悲しい女」でも、何をやっても似合う女優さん!

    近藤良平さん
    動ける人は本当に「静止」もできるんだなあ。髭面なのにちゃんと子供に見えて不思議〜。

    池田成志さん
    プログラムにも「裏で大変なのに観客に見えないストレスのたまる役」と書いてあったけど、確かに損な役。
     
    Posted by : chawan | 観る | 04:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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